地盤調査

地層の配列・分布、土の密度・固さなど、地盤の物理的・力学的・化学的な性質、地下水の状態に関して調査すること。調査の方法には、既存の文献・試料や地質図などを用いたり、現地を視察するなどして行なう予備調査と、ボーリングや貫入試験などによって、建物の設計・施工に必要な個別の地盤情報を得るための本調査がある。住宅をはじめ建物を建築する際には不可欠な手続きです。地盤調査によって適切な基礎構造などを決めることになるからです。

調査方法はさまざまで、現地の条件や建築物により異なります。
代表的な方法として、『ボーリング』、『サウンディング』、『サンプリング』など。複数の方法を用い調査を行なう場合もありますが、一戸建住宅の場合では、主にスウェーデン式サウンディング方式(SS式:先端がスクリュー状になった棒を回転貫入させる方法)が用いられています。